きのうのギフトショーの帰り、朝倉彫塑館へ『猫百態』を観に行ってきました~
木曜日が休館日なので金曜日に行ったのですが、店を休んでまで行った甲斐がありました!
恥ずかしながら朝倉文夫氏についてはまったくの無知で、作品を観て、館内の解説を見て聞いて、なるほどすごい人だったんだなぁと感じたのでした。
色がない分、余計な感情移入がなく、ストレートに猫の生態が伝わってきました。
部屋のあちらこちらに作品が展示されていて、一斉に動き出したらどうなるかなぁなんて想像したりして…
一番気に入ったのはこの『のび』という作品。
前足を踏ん張り、首をすくめ、あごも目も釣り上がり、まさに爪先から耳の先までピーンとした緊張感。
気持ちよさげにというよりは、何か張り詰めた感じで伸びているようです。
強敵にでも出会ってしまったのかしら?
正面からその表情を見ていると、こちらも息を止めていたりして。
作品はもちろんですが、彼の自宅だったという建物も見ごたえがあります。
和風と洋風が混ざった建築が素晴らしい!
内装、窓、建具、家具、床、中庭などなど。
簾戸というのでしょうか、夏ならではの涼を取り入れる建具も素敵でした。
中庭の景色と合わせて、季節ごとにも楽しめそうです。(冬は寒そうですが…)
屋上庭園からの眺めもよかったです~
記念撮影コーナーの『蘭の間』
猫の展示でなくてもまた訪れたい場所です。
『猫百態』は12/24まで。